この街にはなにか私の心を和らげる空気がある。
私はもうずっと以前にこれ等の電柱、港の景色、
宿屋の二階の張出し窓などは見なれているので、
歩きながら自分が殆ど目ざめている気がしないほどである。
伊藤整「街と村」より
市立小樽文学館は、小林多喜二、伊藤整をはじめ、小樽ゆかりの小説家、詩人、歌人、俳人の著書や資料を収蔵、展示するとともに、これらの貴重な文化的財産を未来へ伝えていく施設です。
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1978(昭和53)年11月3日市立小樽文学館開館 1986(昭和61)年6月6日、小樽文學舎発足。 2000(平成12)年12月12日、近代文学関係図書3300冊を、韓国、国立木浦大学校に寄付。 2001(平成13)年10月、木浦大学校に設けられた「小樽文學舎寄贈図書室」(愛称・小樽文學舎の部屋)を訪ねるツアーを行う
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