小樽文学館

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企画展「街の色・街の音・街の人人展」

休館日:月曜日(1月9日を除く)・12月27日、1月10・11日、2月14日・年末年始(12月29日~1月3日)

開館時間:午前9時30分~午後5時 入場料:一般300円 高校生・市内の高齢者150円 中学生以下無料

街の色・街の音・街の人人展チラシ

街頭放送は、小樽市民にはなじみの深い「街の案内」ですが、広告媒体の多様化、市街地の音声規制などにより、全国的には多くの街角から消えつつあります。 小樽で街頭放送を始め、現在まで行なっているのは「北海道時事放声社」です。森元勝章社長の父、北川勤氏が昭和22年9月に設立。これは戦後、日本の民間放送局として最初期のスタートでした。 当初は広告だけではなく、ニュースや火災速報なども放送、ときには事件の報道と調査への協力よびかけなども行ないました。市議会の議場に放送機材を運び込み、議会の生中継を行なったこともあるそうです。 「おたる潮まつり」では、街頭放送も潮音頭を繰り返し雰囲気を盛り上げますが、「潮ねりこみ」の進行にあわせ、手作業で音量を細かく調整するなど、目に見えない苦心が今でも続けられています。 本展では、街頭放送で使われていたマイクやテープレコーダー、スピーカー、チャイムやアナウンス原稿などを展示し、また往時の貴重な音源も聴くことができます。「夢の都通り」「朝里川温泉小唄」「運河大清掃の歌」など、こんな歌があったのか、と思われるものもあります。 目と耳から、小樽の街の変遷が生き生きとよみがえる企画展です。

1月28日(土)13時30分~15時

ギャラリートーク「街の音はこんなに面白い」 塚田敏信氏(まち文化研究所主宰) ※要入館料