小樽文学館

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違星北斗と口語短歌

11月10日(土)〜1月27日(日)

違星北斗と口語短歌展チラシ

違星北斗と口語短歌展チラシ

 違星北斗(一九〇一〜一九二九)は余市生まれ、小学校卒業後、家業の漁業の手伝い、さまざまな出稼ぎ労働に従事、アイヌ青年の修養団体の結成、勉強会、機関紙の発行など意識向上のための活動、そして俳句など文芸活動も始めました。大正14年上京し、公設市場を経営する協会に勤めながら金田一京助など学者、文化人との交流を通じ多くの知識と経験を得ます。帰道後、バチラー八重子(キリスト教伝道者・歌人)らを知り、短歌を始めました。余市に戻って同人誌『コタン』を発行、昭和2年小樽新聞記者で北海道を代表する口語歌人並木凡平に認められ、短歌、随筆、研究を投稿、掲載されました。また凡平が中心となった口語短歌誌『新短歌時代』に多くの作品が掲載されました。  病気に苦しみながらも啓蒙活動と作家活動を続けますが、満27歳の若さで亡くなります。没後遺稿集『コタン』が刊行されました。  この企画展では北海道を代表する歌人の一人である違星北斗の生涯を振り返り、北斗のおもな表現活動の場となった小樽を中心とする口語短歌運動の意義を見直していきます。  本展にあたり多大なご協力をいただいた違星北斗研究会はじめ関係各位に篤く御礼申し上げます。