小樽文学館

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企画展「魔術文学館へようこそ ミステリ作家・泡坂妻夫展」

泡坂妻夫(あわさか・つまお1933-2009)は推理小説を主とした作家。東京出身。逆説を多用する作風から「日本のチェスタトン」と呼ばれました。また、劇中のトリックのタネを書籍自体に施した『しあわせの書』や、袋綴じされているページを切り開くと内容が変化する『生者と死者』など、仕掛けを施した遊び心と技巧が一体となった作品があります。『折鶴』(泉鏡花賞)、『蔭桔梗』(直木賞)など職人の世界を舞台にした「人情もの」小説も巧みである。奇術愛好家兼奇術師としても知られ、第2回石田天海賞を受賞。

この企画展では、「中井英夫展」「楢喜八展」に続く本格ミステリ作家・作品の系譜をたどるもので、マジック・パズルもふんだんに取り入れた遊び心豊かな作品世界で、夏休みにふさわしく親子で楽しんでいただけます。

 

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会期:2016年7月30日(土)~8月28日(日)

休館日:月曜日、8月12日(金)

入館料:一般300円、高校生・市内高齢者150円、中学生以下無料

※身体障がい者手帳、精神障がい者福祉手帳、療育手帳をお持ちの方とその介助者は無料で御覧いただけます。

 

関連事業

トリック&マジック ミステリ作家・泡坂妻夫の不思議な夕べ

日時:2016年8月9日(火)午後4時~午後7時

トーク:「紙上のマジック 泡坂妻夫・小説の秘密と魅力」 松本寛大 氏(ミステリ作家)
座談会:「泡坂妻夫よもやま話」 松本寛大 氏(ミステリ作家)、柄刀一 氏(ミステリ作家)、櫻田智也 氏(ミステリ作家)、田中正幸 氏(豊島区立中央図書館)、厚川文美 氏(泡坂妻夫次女)
創作マジック実演:「泡坂妻夫のマジックワールド」 北大奇術研究会

場所:文学館企画展示室内
要入館料

 

ワークショップ「木とひものパズルを作ろう」

電動糸のこ盤を使って好きな形に切った木の板に、ひもと輪っかを取り付けてパズルを作ります。

日時:2016年8月11日(木、祝) 午後1時30分~午後3時

場所:色内広場(雨天の場合ミーティングルーム)
定員:20名(小学3年生以下は保護者同伴)※大人も可。
材料費:300円

※7月21日(木)予約受付開始