小樽文学館

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銀河鉄道の夜 宮澤賢治の世界

gingatetsdo童話「銀河鉄道の夜」を中心に、今年没後80年目を迎える宮沢賢治の世界を紹介します。  宮沢賢治は、大正13年(1914)5月、花巻農学校の生徒26人を引率して、北海道へ修学旅行を行いました。その際に小樽へ立ち寄り、小樽高等商業学校(現・小樽商科大学)などを見学しています。  宮沢賢治はこの修学旅行の直前に詩集『春と修羅』を刊行し、年末に生前唯一の童話集『注文の多い料理店』を刊行しています。「銀河鉄道の夜」も大正13年に書き始められたといわれています。  企画展ではこの修学旅行の行程や当時の写真、詩集『春と修羅』や童話集『注文の多い料理店』、そして「銀河鉄道の夜」の草稿(複製)など多くの関連資料を展示。また会期中ワークショップで作成する「ダンボール製プラネタリウムドーム」を会場に設置し、「銀河鉄道の夜」に登場する星空をみていただきます。

月曜(2月11日は開館)・2月12・13日、3月21日休館